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塩竃神社は古来より、東北鎮護・陸奥国一之宮として崇敬を集めてきた神社で、境内には古来より和歌などに詠まれてきた塩竃櫻があった。昭和15年国の天然記念物に指定されたがこの木は枯死し、その後保存会の手で相当数植栽され、50数本の内18本が昭和62年再び国の天然記念物に指定された。めしべが変化して2〜3枚の青い葉となり、花弁が50枚近くあるのが特徴で5月初旬に開花する。この櫻は神社の社紋にもなっている。その外境内には枝垂櫻の大樹や古樹、若木など600本が咲き誇り、神社裏手の展望台からの櫻を前景にした塩竃湾の眺望も素晴らしい。 |