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佐倉市の中心部鏑木町の台地上にある旧堀田邸は、最後の佐倉藩主・堀田正倫が明治23年(1890年)に完成させた広大な屋敷である。庭園を伴う明治時代の和風様式の旧大名屋敷として貴重な建物。かねてより行なわれていた保存・整備工事が終わり、昨年11月より一般公開されている。邸内展示ケースには新築当時の見積書、契約書、材木明細書などが展示されていた。邸内の一隅に枝垂櫻の若木1本と厚生園1号館内庭に枝垂櫻の大樹が眼を楽しませてくれた。又厚生園内にはソメイヨシノの古木の並木などもあり住民の憩いの場となっている。近くには国立歴史民俗博物館や佐倉武家屋敷など見るべき所も多い。 |