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称名寺は正嘉2年(1258年)頃、北条実時の持仏堂として創まり、9年後僧、審海により開山された古刹で、金沢北条氏ゆかりの文化財が多く残されており、それらは今、隣地にある県立・金沢文庫に収められている。赤門から仁王門に至る参道は、満開の櫻トンネル。境内に入ると阿字ケ池に架かる朱塗りの反り橋が眼に飛び込んでくる。池畔の櫻との取り合せが美しい。本堂裏の山裾を含め約1000本の櫻が咲き誇る。本堂前にまだ若い枝垂櫻が3本、こちらも満開だった。又本堂右手の鐘楼は、金沢八景の一つ「称名寺の晩鐘」として名高い。 |