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日蓮宗の宗祖、日蓮上人入滅の地で、総門を入り加藤清正寄進と云われる石段を登り広場に立つと、四方から櫻が眼に飛び込んでくる。広い苑内にはソメイヨシノなど約600本の櫻があり、櫻の寺としても有名である。今日も多くの人々が満開の櫻を楽しんでいた。大堂前庭右手に「笹部櫻」の名札を付けた姿の良い若木があった。御母衣ダムの荘川櫻などを移植した笹部新太郎翁ゆかりの櫻であろうか。関東では最大・最古の五重塔は、解体修理の工事中で、来年春の完成予定との事。最奥の歴代墓所の前には、最近植えられたと思われる枝垂櫻の若木が2本ささやかに咲いていた。 |