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この社は、延歴13年(794年)桓武天皇平安遷都の時、大和の国より4神を勧請したのが始まりで、延喜式内社の名神大社である。江戸時代前期より多くの櫻が植え継がれ、「平野の櫻」として有名だった。第2次大戦前後は荒廃したが、昭和26年(1951年)櫻の保存会ができ、近年は昔の姿を取り戻しつつある。苑内には45種、500本の櫻があり、3月中旬から4月下旬にかけて約1ケ月間色々な種類の櫻が楽しめる。今日は神門脇にある、ピンク色の八重櫻が満開だった。巫女さんの話で、今満開なのが本殿左手前にある「御衣黄櫻」とのこと、数人の参拝者と共に探したが中々解らなかった。それもそのはず、花が黄緑色で新緑の葉の緑色と、見分けが付けにくかったからだ。東側の正門にある朱塗の大鳥居の傍らに、大きな枝垂櫻があったが葉櫻になりかけていた。 |