造幣局の通り抜け 

所在地 大阪市北区天満1-1-79
交通 JR大阪環状線京橋駅より徒歩約15分
問い合わせ 造幣局-06-6351-5361
開花期 4月中旬の1週間
品種 サトザクラ、ヤマザクラ他
樹齢 -
指定 -
樹高 -
幹囲 -
撮影 2001.4.18 
記事 ここの櫻は明治4年(1671年)の造幣局開局当時に、近くにあった藤堂藩の蔵屋敷から移植されたもので、サトザクラなど珍しい品種が多かったという。明治16年(1883年)時の造幣局長の発案で始まって以来、今年で118年目。櫻の時期だけ1週間無料開放するが、混雑回避の為一方通行にしたので「造幣局の通り抜け」の名がある。明治時代の櫻は台風や病虫害、戦災で殆ど残っていないが、その後植え継がれて、現在はヤマザクラやサトザクラなど約118種類、373本。品種の多い事と、今では珍らしくなった品種が有ることで有名。今年の開放日は4月17日から23日までで80万人の人出を見込んでいるという。毎年主題花を決めるそうだが、今年の花は「紅手毬」。沢山の花が枝先に密生して咲き文字通り赤い手毬のように見える。素晴らしいの一言のみ。切妻・煉瓦造の旧本館近くにあった「鎌足櫻」も地元、千葉県木更津市鎌足村にはもう無いそうだ。八重櫻を満喫し、南門から北門までの約560mを1時間かけて通り抜ける。
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