記事 |
昨年暮れに、民家町並みサークルで訪れた結城・下館地方の枝垂櫻
が見頃を迎えたとの事で再訪する。
茨城新聞社の「茨城の櫻名所」の案内に従い市内西部の弘経寺を目指す。この寺は結城18代秀康が娘松姫の早世に遭い文禄4年(1595年)建立したと伝えられ、のち浄土宗の学問所・関東18壇林の一つとしても知られる名刹である。又、享保19年(1734年)の結城絵図によると旧城下町の西の守りとしての大きな地割を持っていた事も解る。
本堂前には大きな枝垂櫻 が咲き誇っていたが案内書の樹とは違うようだ。他にも境内各所には染井吉野櫻の大木が散在し従前より櫻の名所としても知られている。又、すぐ近くには結城酒造の工場があり、市内各所に見世蔵などが数多く散在。町並み巡りも楽しい。 |