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市内南部愛宕町の台地に愛宕稲荷神社があり、この神社のご神木として尊崇されている古櫻「清秀櫻」がある。仁治元年(1240年)この地にあった地蔵寺の清秀法印が手植えしたと伝えられている。神社と通路の柵に挟まれた狭い敷地にあり窮屈そうである。樹齢750年は市内最古を誇り、幹の太さは年輪を感じさせるが木の拡がりには衰えを隠せない。境内には他にも何本かのヒガンザクラがあり、広々と腕を伸ばした形で我が世の春を謳歌していた。
台地の外れから煙突を目指して急坂を下ると酒蔵群にたどり着く。様々な工場群を率いた「加藤蔵」や「愛宕蔵」などが在ったが今は使われていない様だ。ここから坂道を西へ登ると「四季の広場公園」に出る。ここにもソメイヨシノが植栽されており一休みする。 |