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飯田・元善光寺は推古天皇の昔、推古10年(602年)ここ座光寺の住人、本田善光が国司と共に京に上った折、難波の堀江で一光三尊阿弥陀如来と出会い、故郷に迎え祀った事が始まりである。その後ご本尊は長野の善光寺に移ったが、その発祥の霊地として、昔から善男善女で賑わってきた。長野の善光寺と同じく7年に一度のご開帳が行われ、今日も沢山の観光バスが溢れていた。本堂の内部には閻魔十王と奪衣婆像が祀られていた。満開の櫻の下でお茶を頂き記念写真を撮って山を下りる。山門脇にあった枝垂櫻
の古樹を見落としてしまったようだ。堀家の先代城主だった脇坂安元が亡くなった子供の菩提を弔うため植えたもので樹令350年と伝えられている。(正永寺の枝垂櫻
の項参照)近くの麻績神社の境内には、元座光寺小学校校舎や枝垂櫻
の銘木がある。
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