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湯島聖堂は元禄3年(1690年)徳川五代将軍綱吉公により創建されたもので、大正11年(1922年)国の史跡に指定されたが、翌年の関東大震災でその殆どを消失、斯文会の手で昭和10年(1935年)鉄筋コンクリート造で復興された。設計は東京帝国大学教授・伊東忠太氏、施工は椛蝸ム組である。
斯文会館横の仰高門脇に桜の大樹があり満開だった。奥の大成殿には中央に孔子像、左右に4賢人、10神主を祀っているが、一隅に関東大震災の折りに焼け落ちた、鬼狛頭(想像上の神魚)鬼龍子(想像上の霊獣)が飾られていた。 |