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北桔橋門より皇居東御苑に入る。直ぐ目の前が元の天守閣の跡である。ぐるりと一周すると中段に大きな桜があった。なかなか手入れが良く美しく育った桜である。後ろの蓮池濠のはずれに富士見櫓がちらりと見えた。格子の隙間から写真を撮る。
その後、大番所、百人番所などの前を通る。この辺は終戦後昭和28年、皇居吹上御文庫改装工事で数ヶ月通った道で感慨深いものがあった。昔通った道「大手門」を出て帰る。後日、東京新聞にて「皇居観光・人気じわり」の記事が出ており、都心に有りながら自然や歴史が感じられ、何より無料と云うことに関心が強まっていることが感じられた。 |