雲峰寺の峰櫻 

所在地 山梨県塩山市上萩原、雲峰寺境内
交通 JR中央本線塩山駅よりバス約20分裂石下車、徒歩約10分
問い合わせ 塩山市役所Tel-0553-32-2111(雲峰寺Tel-0553-33-9568)
開花期 4月下旬 
品種 エドヒガン
樹齢 約700年
指定 県指定天然記念物
樹高 約21.5m
幹囲 約5m
根囲 約5.3m
枝張り 東西約18.3m、南北約17.6m
撮影 1996.4.29
記事 雲峰寺は秩父・多摩国立公園の中の大菩薩嶺の麓にある。天平17年(745年)行基菩薩開創と伝えられる古刹で、長い戦乱の世を経て、武田家の家宝などを伝えている。バスの終点から大菩薩登山道を暫らく行くと、左手に急な石の階段があり、登り切った所が裂石山雲峰寺で、庫裏の手前にエドヒガンの大樹がある。花色は淡紅色で丁度満開。老木だけに花の付きはもう一寸だが、幹の太さ、枝の拡がりは年輪を感じさせる。数年前樹医さんに頼んで手術をしたとの事。目下収蔵庫の工事中で、車や資材などが置かれていたり、逆光とあって中々カメラに収めにくい。カメラマン達はむしろ、藁葺き白壁の庫裏と梅、櫻の同時咲きの取り合せにレンズを向けていた。境外墓地の一段高いところに、小振りながら枝張りも花付きも良い枝垂櫻が一本あった。ピンクの糸を流したような花越しに見る、茅葺屋根の本堂の姿が何とも絵になる風景である。眼を巡らせば春霞の彼方に甲府盆地の拡がりが望まれ、まことに良い気分である。勿論、般若湯付き。
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