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諏訪湖の北岸下諏訪町と諏訪市の接する高木地区に枝垂櫻の大木がある。旧甲州街道から山の斜面を大分登った所にあり、一寸散り始めていたが、樹冠が丸く抛物線を描き、のびのびと枝を拡げた素敵な姿である。眼下に諏訪湖を一望する景勝の地であるが、最近緑地公園化の工事が行なわれて、コンクリ〜トの擁壁に囲まれてしまい、直ぐ際に大きな鉄塔が建てられて興趣を損なうこと大である。保安工事は仕方ないが、鉄塔の方はもう少しずらせなかったものか。この樹にも岡谷の昌福寺と同じやうな由来が記されていた。もう1本これと同じ由来の樹が温泉寺にあるようだ。昭和56年、町指定天然記念物。付近の路傍や慈雲寺には枝垂櫻が、水月公園へ登る花見新道にはソメイヨシノの若木の並木があり、眼を楽しませてくれる。付近には諏訪大社など見所も多い。 |